西彼大瀬戸町雪浦河通郷のやすらぎ交流拠点施設「音浴博物館」(栗原榮一朗館長)
の竣工記念式典が一日、現地であり、町の関係者やファンら六十人が開館を祝った。
同館は農水省のやすらぎの交流空間整備事業の補助を受け、旧開拓分校を全面改修。
昨年十二月に完成し、開館準備を兼ねて一月にプレオープンしていた。
式典で濱田博之町長が「多くの人に愛される施設になることを願う」とあいさつ。
栗原館長が「設備や、ノウハウを生かして町おこしに貢献したい」と決意を述べた。
祝賀会では地元のフォルクローレグループ「ウーバンギャーカス」による中南米音楽と、
バイオリニスト・齋藤亨氏らによるクラシックのカルテット演奏があり、出席者を楽しませた。
蓄音機で古川ロッパの「さくらんぼ道中」やマリリンモンローの「帰らざる川」などを聴いて
いた長崎市の小田楽天さん(64)は「以前の建物と同じ温かみのある施設で安心した。
戦後、ラジオで聴いた音楽が当時のイメージとして残っており懐かしい」と話した。
同館の前身は旧雪浦小開拓分校。一九五七年に建てられ、八〇年から九五年まで
日赤のベトナム人難民援護施設として使われた。
現在五十七台の蓄音機や約十二万四千枚のレコードを収蔵
来館者が自由に聴くことができる。
レコード鑑賞のほか地元の物産販売コーナーや木工、陶芸、染色などをする体験交流館、
キャンプやコンサートができる野外ステージなどの施設がある。
<入館料> 大人五百円、小・中学生二百五十円、小学生未満無料。月曜休館
問い合わせは同館 (電0959・37・0222)
【長崎新聞 04年4月2日WEB記事】